予告編だけでどれだけ作品が把握できるのかー
タイトル通り。
こんなに見せちゃっていいの?!
と、作品を見るにあたり必ず触れることになる予告編。
避けて通りたくても劇場に行ったら流れてくるしね。
そんな予告編や作品詳細をがっつり見て考察し、
作品を実際に見たらどうなるのか検証したい!
検証作品に選んだのは「TAP THE LAST SHOW」
水谷豊さん主演監督作、40年間温めてきたタップダンスのお話。
水谷豊さん演じる渡が有終の美を飾るラストショーの演出をする話らしい。
公式サイトのストーリー
1988年12月24日東京「THE TOPS」
ステージに置かれたドラム缶の上で、若い男が激しいタップを踏んでいる。男は、宙高くジャンプするも着地に失敗。落下の際に倒れたドラム缶の下敷きになり、左足に大怪我を負う。これが天才タップダンサー・渡真二郎(水谷豊)の、ラスト・ショウとなった……。
それから、約30年後。
ダンサー引退後も、振付師としてショウ・ビジネスの世界に身を置く渡だが、酒に溺れ、自堕落な日々を過ごしていた。ある夜、渡のもとを旧知の劇場オーナー・毛利喜一郎(岸部一徳)が訪れた。約半世紀の歴史を誇る劇場「THE TOPS」も、時代の流れとともに客足が遠のき、いよいよ看板を降ろすことに。その最後を飾るショウの演出を、盟友の渡に依頼しに来たのだった。気乗りのしないまま、とりあえず参加したオーディションの途中で、席を立った渡の足を引き止めたのは、ある青年のタップの音だった。MAKOTO(清水夏生)の踏むプリミティブなパワーに溢れたリズムに、渡の止まっていた時間が再び動き始めた……。
錆びついた過去の栄光に浸るのではなく、これからトップに昇り詰めようという夢にやみくもな情熱を注ぐ、若手ダンサーとのパワフルで自由な舞台制作に意欲を燃やす渡。MAKOTOをはじめ、渡の厳しいオーディションを勝ち抜いたRYUICHI(HAMACHI)、MIKA (太田彩乃)、YOKO(佐藤瑞季)に、JUN(西川大貴)も加わって、「ラスト・ショウ」に向けて、ハードなレッスンが始まった。ステッキが折れてしまうほど常軌を逸し、気迫に充ちた渡の過激に加速していく特訓に耐え、若きダンサーたちは恋人や家族、人生さえも投げ打つ覚悟でひたすらタップを踏み続ける。
究極の師弟関係は、ステージを降りて、それぞれに苦悩を抱えた若者たちの人生にも変化をもたらしていく。恋人・華(北乃きい)との将来に自信が持てないナイーブなMAKOTOの心に、シビアなショウ・ビジネスの世界でしぶとく生き抜いてきた渡の言葉は、灯りをともした。
一方、未知の可能性に輝くMAKOTOのタップは、渡を新しいステージに押し上げる。伝説のダンサーは、今この場所で再び自分らしい生き方を、自分の体験を次の世代へ継いでいく指導者としての夢を、見出しはじめていた。ショウに懸ける想いをひとつに、渡たちはまだ誰も見たことのない世界へと挑もうとしていた―――。
2017年5月28日東京「THE TOPS」
幾多のトラブルを乗り越えて、遂に迎えた最後の夜。今ひと際輝く、不世出のアーティスト・渡がステージを見守る中、「ザ・ラスト・ショウ」の幕が上がる。
予告編の動画
公式サイトではラストショウのセットリストまで載ってました。
監督が何に影響されてタップダンスを題材に作品を撮ろうと思ったのか、撮影監督や監督補、音楽、衣装、照明、ヘアメイク、脚本、編集、プロデューサーのこだわり。
スイングするような長回しのワクワクカメラワークにしたとか(よくわからんけど)、渡の衣装はだんだん明るくラフなものにして栄光を取り戻していく姿を演出したとか、映画の舞台裏情報も盛りだくさん。
がっつり公式サイトや動画を見た勝手なストーリー
昔タップでぶいぶい言わせてた呑んだくれのおじさんAが、おじさんBからの「有終の美、飾らない?」って誘いに乗っかる。
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さっそくダンサー集めて様子見しようとしたら遅刻するやついてしばく
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でもそいつが意外とやる
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そいつの彼女がちょいちょい出てくる
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おじさんBがぶっ倒れる
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おじさんAお見舞いに行き、やる気に火がつく
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ビシバシダンサーを鍛える
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ラストショウ当日、おじさんA気合いのタキシード
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みんなすごい。すごいタップする。
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感動、超感動
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おじさんBも気合いのタキシード
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超超感動、フィナーレフィナーレ、有終の美有終の美
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おじさんA、おじさんB よかったね〜
どうだろうか。
近日、見に行ってくるね。